かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:電話

そしてこの会食の最中、みきさんと典さんに電話をかけた。
みきさんは綿子さんと麦さんの妹だ。
綿子さんの兄弟は8人だがここ近年次々と亡くなり後はこの3人と米さんの4人だけになってしまった。
綿子さんと米さんはいぶきの森に入所しているしみきさんは遠方に住んでいるのでなかなか会う事も話をする事も出来ない。
今日は話をする絶好の機会なので電話をかけた。
実はみきさんは昨年腰の骨を折ってしまい、ほとんど歩けなくなっているそうだ。
電話が離れた場所にあると取るのに時間がかかるそうだ(麦さん談)
長い間呼び出し音を聞いていたらつながった。

「みき元気?今な、綿ちゃんと一緒におるんや。ちょっとビデオ通話に切り替えるからもう一度かけ直すわ」

そしてLINEのビデオ通話で話をした。
お互いの顔が見える。
顔を見るのは何年ぶりだろう。

綿「うわ~みきか?元気にしよるんか?」

そう言ってまた泣きだした。
そしてゆうくんも披露した。

み「綿ちゃん、ひ孫だけたんや。良かったね」

綿「ほんまに良かったわ~」

これまた幸せな時間が過ぎた。
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一方、典さんは外出中でちょっと電話が出来ない状況なので後でかけ直すわとの事だった。
が、なかなか折り返しが来ない。
結局お開きになるまでにかかってこなかったので話をする事は出来なかった。
残念。
またの機会に。


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4月1日 月曜日

かつおさんはいぶきの森の草野マネージャーに電話をかけた。
先日、綿子さんから電話がかかってきたことを伝えるためだ。
2度も携帯電話からかかってきたんだからやっぱり伝えておくべきだと思ったからだ。

 ※電話がかかってきた時の話はこちら
 
 ※1回目はこちら
 

いぶきの森では入所者に携帯電話の持ち込みを禁止している。
入所者が勝手に外の人と話をしたりするのを防ぐためだろうと理解していたのだがどうなんだろう?
それもあり、やはり草野マネージャーに報告することにしたのだ。

とりあえずかつおさんは草野マネージャーに尋ねたそうだ。

「いぶきの森にはスタッフ用の携帯電話があるんですか?」

「えっ?いいえ、ありません。PHSならありますが」

「やっぱりそうですか」

「どうかされましたか?」

「いや実は・・・・・・」

綿子さんから電話がかかってきたこと、しかも2回だし、携帯の番号からだったことなどを詳しく説明した。
草野さんは大変驚いたそうだ。

「いや~~。そんな事があったんですか~。全然知りませんでした。どうもすみません」

「携帯を貸してくれた方も善意からでしょうし、草野さんにお伝えしようか迷ったんですが、2回もかかってきたので」

「分かりました。教えていただいてありがとうございます。ちょっと調べてみます」

「で、今回の電話で母が「お前に頼みがあるんや」って言ってたのは多分この前のお金のことだと思うので放っとこうと思ってるんです。もう31日も過ぎたから何も言って来ないと思いますし」

「分かりました。気をつけて様子を見ておきます」

「すみません。よろしくお願いします」

これで綿子さんから直接電話がかかってくることはもうないだろう。
やっぱりマネージャーとはしっかり情報を共有しとかないと。
ホウレンソウは大事だね。
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3月29日 金曜日

今日からかつおさんと一泊二日の旅行へ。
一番の目的は高野山だが、それは二日目。
まずは大阪へ向かう。
向かっている道中かつおさんが
「そうや!言うの忘れとったけど昨日また、ばあさんから電話がかかってきたんや」
と言い出した。

「いや~昨日は突然花さん達が来たから、ビックリして言うの忘れとったわ~」

「ほんまびっくりしたなぁ~」

「昼間にな、また携帯電話からかけてきたんや。また誰かスタッフの携帯を借りたんやろなぁ」

「それで何て?」

「いや、わし電話が鳴ったのに気が付かんかったから出てないんや。それで留守電に「お前に頼みたい事があるんや」って入っとったんや」

「頼みたい事ってお金の事かな?」

「たぶんそうやろ。そんな気がするわ」

「で、どうするん?」

「放っといたらええやろ」

「そやな。こっちからかけ直してお金持ってこいって言われても困るもんな。お互い気分が悪なるだけやし。けどこうやって携帯から電話がかかってくるのも2回目やし、草野マネージャーの耳には入れといた方がええんと違う?」

「そやな。言うといた方がええやろな。今度電話で話しとくわ」

やれやれ。
前回は日曜日だったから、まだ経験の浅いスタッフが綿子さんの頼みを断り切れずに電話してきたのかと思ったが、今回は平日の昼間じゃないか。
で、今回も前回同様いきなり綿子さんが電話に出てるし。
ちゃんとしたスタッフなら綿子さんがどうしても用があると言うなら施設の固定電話からかけてくるだろうし、まずはスタッフが電話口に出て「綿子さんがどうしても息子さんと話がしたいと言っていますので代わります」って一言事情を説明してからつないでくれるはずだ。
ひょっとしてこの携帯の持ち主は実習生か?
とにかくこのままじゃ良くない気がする。
草野マネージャーに報告しておこう。
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3月9日 土曜日

今日は土曜日。
綿子さんの面会可能日だ。
前回の面会からちょうど1ヶ月。
あまり気は進まないけど、さすがに行かなきゃなと思っていた。
が、かつおさんの出張が伸びて帰宅が今日の夜になってしまった。
ということで今回も面会は見送りとなった。
さすがにわたし一人で面会に行くという選択肢はない。
かつおさんですら一人だと間がもたないから一緒に来てよというくらいだもの、わたし一人でなんか無理だ。
来週は出張もないから多分行けるだろう。
イレギュラーなことが起きない限り。

そして夜6時過ぎかつおさんが出張から帰って来た。

「今日は面会に行ってないで。洗濯物は取りに行ってきたけど」

「ええよ、ええよ。それより今日、いぶきの森から電話がかかってきたんや。またばあさんが何か言うとんかと思って焦ったわ」

「何やったん?」

「今度、散髪屋が来るからカットしてもらってもええか?っていう確認やったんや」

いぶきの森ではコロナ禍は極力外部の人との接触を避けるため、入所者さんの髪はスタッフがカットしていたそうだが、やっと散髪屋を呼ぶことができるようになったようだ。
茂造さんが入所して1年になるが、今まで「散髪屋にカットしてもらっていいか?」という連絡が来たことは無かったので、たぶん数年ぶりのことなんだろう。
料金がかかるので確認のために連絡してきたようだ。

「お金がかかるのは構いませんからお願いしますって言うたんや。そしたらどのような髪型にしますか?って聞いてきたんや。それは本人に聞いてくれって言うたんや」

「マジ?」

意味が分からない。
髪型を息子に聞いてどうする?

ま、とにかく散髪してもらえば、髪も気持ちもさっぱりしていいんじゃない。
それにこうして外部の人が入れるようになっていけば、わたし達の面会ももっとしやすくなるだろう。
部屋まで入れるようになればもっと気軽に面会できる。
それに外出も出来るようになるだろう。
綿子さんに会うのはどっちでもいいが、茂造さんには久しぶりに会いたいし、家に連れて帰ってあげたいなと思う。
だんだん緩和されているようだし、近いうちに外出許可が出るかな?
楽しみだ。
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3月2日 土曜日

今日は土曜日、綿子さんの面会が可能な日だ。
前に面会したのが2月10日。
来週でちょうど1カ月になる。

当初は月に2回ぐらいは面会に行こうかと考えていた。
が、前回面会に行った翌週、綿子さんから「退院しようと思うんや」という電話がかかってきた。
それ以来、面会する気になれない。

以前、茂造さんが入所して半年くらいは『帰りたい願望』が強く、面会どころではなかったのだが、本人から連絡が来ることは無くマネージャーから様子を聞くのみだった。
しかし、綿子さんの場合、本人から電話がかかってきただけでマネージャーからは何の連絡もない。
なので今の状況が分からない。
ひょっとするとマネージャーは綿子さんが電話をかけたことを知らないかも知れないし。
問い合わせてみてもいいが、このあいだの電話でげんなりしているのでハッキリ言って面会に行きたくない。
やっぱり今週はパスしよう。
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