かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(93歳)と綿子さん(91歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:面白い

そういえば

好「かつおさん、典さんに電話した?」

か「あっ!忘れとった」

実は前日、典さんに「明日、二人を家に連れて帰るので、お昼ごろ電話するから予定を開けといて」とLINEを送っていたのだ。
もう2時前だ。
かつおさんは慌てて電話をかけた。
幸い典さんは電話に出てくれた。
ずっと待機してくれていたようだ。
申し訳ない。
そしてビデオ通話に切り替える。
綿子さんは久しぶりに典さんの顔が見られて泣いて喜んだ。

綿「典夫か!元気か?また帰って来てくれの」

典さん、たまには顔を見せに帰って来てくださいね。

そして茂造さんはまだ寝ていたが起こして電話に出てもらった。
スマホに映る典さんを見て「これわしか?」と言う。
そんな訳あるかい!
鏡見たこと無いの?
けどやっぱり茂造さんは面白い。
笑わせてくれる。
で、電話を切るとまた寝てしまった。
よっぽど眠いのね。

ゆうくんも眠そうにし始めたのでハルちゃんがお昼寝をさせるために我が家に連れて行った。
さすがに茂造さんと一緒にお昼寝は出来ないものね。
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パンコーナーでも綿子さんはかなり時間を使ったそうだ。
片っ端から手に取ってじっくり見ている。
そして大量の菓子パンと食パン1袋カゴに入れた。
そしてハルちゃんがバゲットをカゴに入れると

綿「それ、美味しいんな?どうやって食べるん?」

と尋ねてきたそうだ。

ハ「薄く切って卵やハムを乗せて食べたら美味しいで」

綿「そしたら私も買うてみよ」

綿子さんもバゲットをカゴに入れたそうだ。

それ絶対食べんやろ!
甘いパンが好きなのにバゲットは全然甘くないで。
それに調理するのは面倒くさいくせに。
きっと放置されるに違いない。

お惣菜コーナーでも時間がかかる。
ハルちゃんは暇なので並んでいるお惣菜を眺めていたそうだ。
茄子のはさみ揚げを見ていると綿子さんが

綿「それ美味しいんな?」

と聞いてきたそうだ。

ハ「美味しいで。けど自分で作るとなったら手間やからめったに作らんけどな」

綿「そしたら買うてみよか」

と手に取ったそうだ。
いつもは「揚げ物はすかんのや」って言うくせに。
ハルちゃんが一緒にいてくれてテンションが上がっているのか、いつもと違った事ばかりする。

そして白和えとか釜揚げしらすとか色々カゴにに入れていったそうだ。

綿「これはじいさんに食べさすんや」

と手に取るのはどれも値引きシールが貼られた物ばかり。

綿「これは昼のおかずで、これは晩のおかず」

と言いながら取るのは定価の物ばかり。
隣に値引きシールを貼った物があっても定価の物を取る。
自分が食べる物は新しい物を選ぶという事のようだ。
なんだか茂造さんが不憫に思える。
君の価値はいくらだろうね

結局、買い物かごいっぱいになったそうだ。
ハルちゃんはそのカゴを綿子さんちの台所まで持って行き、冷蔵庫に入れてあげたそうだ。

ハ「そうせんと常温でほったらかすかもしれんやん」

よく分かってらっしゃる!!

好「お疲れ様、なかなか大変やったやろ」

ハ「けっこう面白かったで。たまにやしな」

と言ってくれた。

ハルちゃんによると綿子さんは一つしたら一つ忘れる。
そして一つ目に入ったら一つ思い出してそこに向かって動くから、グルグルグルグル回ったり、同じところを行ったり来たりを繰り返すんだと思うとの事だった。

例えばピーナッツを見つけ「これ食べながらビール飲むんや」と言い、
「あっ、ビールどこやろか?」となり、お酒コーナーへとなるそうだ。
なんだか連想ゲームのようだ。

そんな感じで年寄りの行動パターンの分析は面白いそうだ。
ま、ストレスにならず楽しめたのなら良かった。

これからも時々お願いします!
よろしくね!


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