かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:驚く

昨日の続き

そして次は2階の茂造さんのもとへ。
茂造さんもデイルームの椅子に座っていた。

「おお~ゆうきかー!!」

やはりひ孫の名前はバッチリだ。
部屋へ移動しおやつに持って来たジュースを渡した。
茂造さんはいつも通り、ジュースを美味しそうに飲んで満足し、ゆうくんをちょっとだけ抱いた。

「もうええ」

「そしたら席に戻るんな?」

「へえ」

ハルちゃんが茂造さんの腕を取りサポートした。
デイルームの椅子に座らせた後、わたしに「じいちゃんムッチャガリガリやん!!」と言った。

茂造さんは胃がん&大腸がんの手術をしてからだんだん痩せていった。
しかし施設に入ってから一層痩せた気がする。
見た目以上に触るとここまで痩せたのかと驚く。

「骨と皮だけやん!」

家にいた頃は食べ物を見つけると際限なく食べていたからかここまで痩せて無かったと思う。
施設では3度の決まった食事しかできないので胃が無いし腸も短い茂造さんは栄養が十分取れてないのかもしれない。
けれど茂造さんだけ特別扱いは出来ないだろう。
それに本当にヤバいなら点滴などしてくれるだろうし。
なのでなるべく面会に行っておやつを食べさせてあげたいと思っている。
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4月1日 月曜日

かつおさんはいぶきの森の草野マネージャーに電話をかけた。
先日、綿子さんから電話がかかってきたことを伝えるためだ。
2度も携帯電話からかかってきたんだからやっぱり伝えておくべきだと思ったからだ。

 ※電話がかかってきた時の話はこちら
 
 ※1回目はこちら
 

いぶきの森では入所者に携帯電話の持ち込みを禁止している。
入所者が勝手に外の人と話をしたりするのを防ぐためだろうと理解していたのだがどうなんだろう?
それもあり、やはり草野マネージャーに報告することにしたのだ。

とりあえずかつおさんは草野マネージャーに尋ねたそうだ。

「いぶきの森にはスタッフ用の携帯電話があるんですか?」

「えっ?いいえ、ありません。PHSならありますが」

「やっぱりそうですか」

「どうかされましたか?」

「いや実は・・・・・・」

綿子さんから電話がかかってきたこと、しかも2回だし、携帯の番号からだったことなどを詳しく説明した。
草野さんは大変驚いたそうだ。

「いや~~。そんな事があったんですか~。全然知りませんでした。どうもすみません」

「携帯を貸してくれた方も善意からでしょうし、草野さんにお伝えしようか迷ったんですが、2回もかかってきたので」

「分かりました。教えていただいてありがとうございます。ちょっと調べてみます」

「で、今回の電話で母が「お前に頼みがあるんや」って言ってたのは多分この前のお金のことだと思うので放っとこうと思ってるんです。もう31日も過ぎたから何も言って来ないと思いますし」

「分かりました。気をつけて様子を見ておきます」

「すみません。よろしくお願いします」

これで綿子さんから直接電話がかかってくることはもうないだろう。
やっぱりマネージャーとはしっかり情報を共有しとかないと。
ホウレンソウは大事だね。
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