かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:高い料金

その後、その足でかかりつけ医のところへ向かった。
毎月貰っている薬をもらうためだ。

先生「おっ!✕✕病院行ったんだろう?どうやった?」

「それが聞いてくださいよ~!まず最初に紹介状を持って行ったら、とりあえずMRIを撮りましょうって言われたんです」

先生「まあそう言うわなぁ」

「それで今日、MRI検査をしたんです。でもキレイに映ってないなぁって。それで3か月後に超音波検査するから来てねですって!」

先生「えっ!MRIってどんなやつ?造影剤入れた?」

「いいえ、単純MRIって書いてました」

先生「あちゃ~単純だと分かりにくいんだよね。やっぱり造影剤入れないと」

「ホントに今日は何をしに行ったのか分からんのですよ!それで高いお金払わされて!」

先生「あはは!まぁでも悪いものではなさそうだから3か月後なんだと思うよ」

はぁ~~~。
そう信じるしかない。
早くスッキリしたいよーー!!
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結局、全ての用事を終わらせて自宅に戻ったのは午後2時を過ぎていた。
けれどかつおさんはまだ帰ってきていない様だった。
昼過ぎに戻ると言っていたが遅れているようだと思っていたら3時前にようやく帰ってきた。

「お疲れ様。ところで朝、綿子さんが来たで」

「どうせ買い物やろ。一休みしたら行ってくるわ」

「ちがう、ちがう。そうでなくて米を送りに行ってもらおうと思うて来たんやって言うとったで」

「はぁ!?何を言うとんや!自分で集荷頼むって言うとったのに」

実は先週の土曜日、綿子さんは「花さんに米を送るんや」と言い出した。
花さんは茂造さんの妹で関東在住だ。
昔から収穫した米を送っていたのだが、「もう自分で作っていないのだから米を送るのはやめろ」と、かつおさんは何度も綿子さんに言っていた。

「なんで自分が作った米でもない、買った米を高い送料を払って送るんや。アホちゃうんか。そのために米を精米しに行かないかんし、向こうやって昔みたいにありがたがってやないで。お歳暮として送るんやったら普通のギフト商品を送る方がお互いええやないか」

何度もそう言っているのだが綿子さんは聞き入れない。
人に(かつおさん)迷惑かけてまで、なんで米を送らないといけないのか。
かつおさんはこの話を営農集団で仕事をしている時にグチったら「米を送るんやアホやで」と皆からも言われたそうだ。

綿「けど花ちゃんに米送るわって言うたら喜んどったし」

「誰でもくれるって言われたら嬉しいって言うやろ。他の物の方がええとは言えんやろ」

綿「とにかく今回はもう送るって言うとんやから送るんや!米をついて(精米して)きてくれ!」

「今回で最後にせえよ!」

綿「もうお前には頼まんわ。ついてきてくれたら送りは自分でするわ」

「自分でってどうやって送るんや」

綿「電話して取りに来てもらう」

なんや、自分で出来るんなら人に頼むなよ!とかつおさんはぼやきながら精米だけしてきたのだった。

これで米を送る件は終わったと思っていた。
なのに今朝「かつおに米を送りに行ってもらおうと思うて」って言いに来たのには驚いた。

「米を送るって花さんの所へ?」

綿「そうや」

「こないだ米ついてきてくれたら送りは自分でするって言うたんと違うん?電話して集荷に来てもらうって言うたってかつおさんから聞いたで」

綿「いや、じいさんも免許が無しになったから車で行けんし、わたしも自転車に乗れんから歩いては遠くて行かれんのや」

「だから電話して取りに来てもらうんやろ、そう聞いたで」

綿「いや~でも~」

「とにかくかつおさんは昼過ぎに帰って来るから、かつおさんと話してくれる?」

わたしを巻き込まないで欲しい。

と、ここまでを帰宅早々のかつおさんに伝えたのだった。

「なんや、あのババア!!自分でする!お前には頼まん!って言うたくせに!!」
厚顔無恥

そうこう言っているうちに
ピーンポーン
チャイムが鳴った。
さすが綿子レーダー!
かつおさんの帰宅を早くも察知したようだ。

またまた玄関で

「自分で送るって言うたやないか!」

綿「そなに言わんと送りに連れて行ってくれ!」

とやり合っている。
結局

「これが最後やぞ!次からは絶対に手伝わんからな!米送るって言うなよ!」

かつおさんが折れて出て行ったのだった。

お疲れ!!かつおさん。



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