かつおさん家のボケボケ介護日記

はじめまして好子です。アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(92歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしております。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。

タグ:黒田さん

4月14日 月曜日

今週かつおさんは出張で不在だ。
なので洗濯物の回収はわたしの仕事だ。
仕事の帰りいぶきの森へ。
今日は茂造さんのだけだ。
洗濯物の入ったレジ袋がずっしり重い。
久々に便汚染だ。
ガックリ。

洗濯のことを考えどんよりしながら玄関に向かっていると廊下で黒田さんにバッタリ会った。
そうだ、黒田さんに会ったら聞いてみたいと思っていたことがあったんだ。
実は綿子さんの指先が紫色に変色していた。
爪も白くなっていたのが以前から気になっていたのだ。
初めて気づいた時はびっくりした。
「痛くないん?」と尋ねたが、本人は「何ともない」と言う。
急ぐことではない様なので機会があったら聞いてみようと思っていたのだ。
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黒田さんに聞いてみたところやはり血のめぐりが悪くなっているためだそうだ。
そういう人はけっこういるそうだ。
脳梗塞を患った方なんかは膝から下が全て紫色だったりするそうだ。
で、対処法としては出来るだけ手を動かして血流を良くすること。
例えばグーパーグーパーを繰り返したり、さすったりしたらいいそうだ。
やはり老健は薬で治すよりは他の方法で改善させることを目指すのね。
なので劇的に改善させることは無理のようだ。
「もう少し暖かくなったら血流も良くなって改善すると思いますよ」とも言ってたし、本人が気にして無いからまぁいいかとは思うが、なにか指先を使うようなグッズでも届けようかなと思ったのだった。
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8月22日 木曜日

今日もいぶきの森へ行き二人の洗濯物を回収した。
綿子さんはちょうど食事中でこちらに背を向けていたため気付かれなかった。
ラッキー!!
そそくさと部屋へ行き洗濯物を回収したのだった。
そして茂造さんの洗濯物もとっとと回収しエレベーターに乗った。
そうそう、茂造さんの洗濯物はこの間から綿子さん同様、部屋のタンスの上に置かれるようになった。
今までは相部屋の人が茂造さんのタンスの物を勝手に触るからという事で洗濯物は別の場所で保管してくれていて、わたしが取りに行くとスタッフさんが出してくれていたのだが、相方が替わったので他の人と同じようにタンスの上に置くことになったのだ。
この方がいちいちスタッフさんの手を煩わせないし、わたしも楽だ。
しかしなぜかタンスは今も壁を向いている。
これも直してもいいんじゃない?と思うがまだ確認できていない。
今度聞いてみようと思う。

一階に着きエレベーターを降りたところで黒田さんにバッタリ会った。

「こんにちわ~」

黒「あら、お疲れ様です~。いや~綿子さん本当にすごいわ~!!たいていの人は骨折したらそのまま寝たきりになるのに」

「何回骨折してもそのたびに復活するんですよ~。とにかく歩くんや!!って気持ちが強いんでしょうね」

黒「ホントに!」

「でも体は驚異的に復活するんですけど頭の方がねぇ。この1ヶ月で大分進んだような気が…」

黒「やっぱり1カ月近くも寝たからどうしても進んじゃいますよね。あの歳になったら1週間寝たら取り戻すのに1カ月はかかるって言いますから」

「えっ?戻ることってあるんですか?」

黒「多少は良くなることもありますよ」

「へぇ~」

黒「1カ月近く寝ていたから取り戻すには何倍もかかるでしょうね」

「でしょうね」

黒「あのまま寝たきりになった方が良かった?」

「えっ?」

う~ん難しい質問だ。

黒「ホントどっちがいいんでしょうねぇ。うちも同年代の親がいるから考えさせられるわ~」

本当、どっちがいいか結論は出ない。
成り行きにまかせるしかないなと思う。
それを淡々と受け止めるのみかな。
でも施設の人からしたらどっちが楽なんだろう


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