会もお開きとなり麦さんも帰って行った。
わたしは洗い物をしたり片付けをしたりしていたので後からハルちゃんに聞いた話。
リビングのソファーに綿子さんとハルちゃんと翔ちゃんが居た時のことだ。
かつおさんは隣の畳の上でゴロンと横になってスマホをいじっていた。
ハルちゃん達が「施設に仲のええ人居るん?」とか「どんなことしよん?」などと話題を振ったそうだ。
すると綿子さんは「あそこではあんまり甘いものが食べられんのや。仲のええ人が5人くらい居るんやけど、みんなと居る時に飴とか分け合って食べたりしたいんやけどのぉ」と言い出したそうだ。
ハ「でも食べ物の持ち込みは禁止されとるんやろ?」
綿「でも飴ちゃんくらい~~」
ハ「いやいや、誤嚥も怖いし、人にあげてもし事故が起きたらどうするん」
そう言っていたらかつおさんが「なんや、飴が食べたいんか」と話に入ってきた。
それでハルちゃんが経緯を説明したら「それはアカン!今ここで食べるんやったらええけど」となり、かつおさんがわたしに飴あるかな?と聞きに来た。
今回お昼が多かったのでおやつは出さずにおこうと思い用意していなかった。
が、たしか家に黒飴があったはず。
綿子さんが入院後に綿子さん家から回収したものだ。
「ちょっと待っとって。取ってくるわ」
自宅に戻り飴を見つけ持って行こうとしているところにかつおさんが追いかけてきた。
ちょうどいいい、「これ持って行って。わたしちょっと洗濯物を取りこんでから行くわ」とかつおさんに飴を託した。
用を済ませてわたしが茂造家に戻るとリビングのテーブルの上に飴の袋が置いてあった。
袋ごと渡したのね。
かつおさんはまたも隣の部屋でゴロンと寝転がっている。
翔ちゃんもソファーでウトウトしていた。
綿子さんとハルちゃんはテレビのマジックのショーを見ていた。
わたしは大丈夫かなと思いながら座敷のテーブルの片付けをした。
ハルちゃんも手伝ってくれた。
しばらくするとリビングの方からガサガサと音が聞こえた。
もしかして⁈
急いでリビングへ行くと綿子さんが手にいっぱい飴を握っていたように見えた。
わたしの顔を見ると飴が見えないようにもう片方の手で包み込み、手をそっとテーブルの下に隠した。
目が泳いでいる。

どうしよう?
ハルちゃんと顔を見合わせた。
一旦座敷に戻りどうする?と打ち合わせ、とりあえずかつおさんに報告することにした。
かつおさんをそっと呼び出し今見たことを説明する。
ハ「たぶん結構握りこんどるで」
か「ほんまか!ホンマにばあさんは!!」
かつおさんはいきなりリビングへ行き
か「ばあさん!アカンぞ!」
と叱りつけた。
綿「何がや」
か「飴持って行くつもりやろが!イカンって言うたやろが」
綿「ちょっとくらいかまんやろが!」
か「何を言うとんや!アホか!」
観念した綿子さんは飴をテーブルに放り投げた。
やれやれ。
それにしてもかつおさんだ。
いきなりお怒りモードでストレートに叱りつけるとは。
こっそり報告した意味が…。
もうちょっと上手いやり方ってものを考えて欲しい。
↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)

にほんブログ村

わたしは洗い物をしたり片付けをしたりしていたので後からハルちゃんに聞いた話。
リビングのソファーに綿子さんとハルちゃんと翔ちゃんが居た時のことだ。
かつおさんは隣の畳の上でゴロンと横になってスマホをいじっていた。
ハルちゃん達が「施設に仲のええ人居るん?」とか「どんなことしよん?」などと話題を振ったそうだ。
すると綿子さんは「あそこではあんまり甘いものが食べられんのや。仲のええ人が5人くらい居るんやけど、みんなと居る時に飴とか分け合って食べたりしたいんやけどのぉ」と言い出したそうだ。
ハ「でも食べ物の持ち込みは禁止されとるんやろ?」
綿「でも飴ちゃんくらい~~」
ハ「いやいや、誤嚥も怖いし、人にあげてもし事故が起きたらどうするん」
そう言っていたらかつおさんが「なんや、飴が食べたいんか」と話に入ってきた。
それでハルちゃんが経緯を説明したら「それはアカン!今ここで食べるんやったらええけど」となり、かつおさんがわたしに飴あるかな?と聞きに来た。
今回お昼が多かったのでおやつは出さずにおこうと思い用意していなかった。
が、たしか家に黒飴があったはず。
綿子さんが入院後に綿子さん家から回収したものだ。
「ちょっと待っとって。取ってくるわ」
自宅に戻り飴を見つけ持って行こうとしているところにかつおさんが追いかけてきた。
ちょうどいいい、「これ持って行って。わたしちょっと洗濯物を取りこんでから行くわ」とかつおさんに飴を託した。
用を済ませてわたしが茂造家に戻るとリビングのテーブルの上に飴の袋が置いてあった。
袋ごと渡したのね。
かつおさんはまたも隣の部屋でゴロンと寝転がっている。
翔ちゃんもソファーでウトウトしていた。
綿子さんとハルちゃんはテレビのマジックのショーを見ていた。
わたしは大丈夫かなと思いながら座敷のテーブルの片付けをした。
ハルちゃんも手伝ってくれた。
しばらくするとリビングの方からガサガサと音が聞こえた。
もしかして⁈
急いでリビングへ行くと綿子さんが手にいっぱい飴を握っていたように見えた。
わたしの顔を見ると飴が見えないようにもう片方の手で包み込み、手をそっとテーブルの下に隠した。
目が泳いでいる。

どうしよう?
ハルちゃんと顔を見合わせた。
一旦座敷に戻りどうする?と打ち合わせ、とりあえずかつおさんに報告することにした。
かつおさんをそっと呼び出し今見たことを説明する。
ハ「たぶん結構握りこんどるで」
か「ほんまか!ホンマにばあさんは!!」
かつおさんはいきなりリビングへ行き
か「ばあさん!アカンぞ!」
と叱りつけた。
綿「何がや」
か「飴持って行くつもりやろが!イカンって言うたやろが」
綿「ちょっとくらいかまんやろが!」
か「何を言うとんや!アホか!」
観念した綿子さんは飴をテーブルに放り投げた。
やれやれ。
それにしてもかつおさんだ。
いきなりお怒りモードでストレートに叱りつけるとは。
こっそり報告した意味が…。
もうちょっと上手いやり方ってものを考えて欲しい。
↓ポチッと押して頂けると嬉しいな(*^ω^*)
にほんブログ村


